これまで、某大手企業グループのクレジットカード会社に立上げから参画し、またグループ内の新規事業の立ち上げをする部署にいて、その後、大手企業の金融事業を行う会社に転職しました。前々職の事業立ち上げの仕事のとき、取引先となるベンチャーの若いメンバーを金融面で支援しながら、彼らの「何かを作ろう」というポジティブな姿勢に感心していました。大手企業を2社経験した中、自分も大きなグループを離れて「新たなチャレンジをしたい」と思って職場を探している中で、CBSを人材エージェントから紹介いただいたのが入社のきっかけです。
強くひかれた決め手は2つあります。1つは、求人の際の職種が「新規事業立ち上げ」に関する部署だった点です。主軸事業のリソースを活用すること以外、まだ具体的にどんな事業をするか決まっていない段階だったようですが、新しい事業を始める職種に魅力を感じました。
もう1つは、会社自体が「面白いビジネスに取り組む会社」だと、率直に思ったからです。美容や健康に関する事業への信販業は、リスクを懸念し大手クレジットカード会社が引き上げてしまった分野。そこに手を差し伸べる会社があるとはそれまで知らず、CBSがチャレンジする企業としての姿勢にも好感を抱きました。そして、起業したばかりの若い会社を支援する考えにも共感を覚えました。そうした理由から、面接を受けてみようと思ったのが、そもそものきっかけです。
入社して一番びっくりしたのは、金融業界出身ではないメンバーが多いと事前に聞いていたのですが、皆しっかりとした金融知識を持っていることでした。メンバーと話していると、事業者(加盟店)取引、財務状況や与信情報の知識が豊富。私が今まで在籍していた企業の若手よりも、知識や学ぶ意欲が高い印象です。事業者(加盟店)様へ資金を立て替える上で、さまざまな情報を知らないと判断できないからだと思います。私の業務として、新しい事業に関して事業者(加盟店)様に向けてご提案するのですが、営業メンバーに同行して話を聞きに行く際も、皆が経営者に向かって堂々と話して、真摯に対応しています。そこもすごく頼もしいです。
社内のメンバーは皆が親切で、年齢や役職などにおける人間関係の垣根はありません。オープンな助け合いのマインドをもつ人が多いからだと思います。これまで所属していた組織は縦割り意識が強かったのですが、この会社はそれをまったく感じないです。逆に、横の関係が築きやすいから必要な情報の取得や社内外での人間関係の構築も早いですね。
私は新規事業の立案がメインとなるので、新しいことを立ち上げて軌道にのせるハードルはありますが、週1回、社長と打合せる時間を設けて進捗の報告をするのですが、経営者にダイレクトに相談できることも有難く思いますし、非常に風通しのよい会社だと思います。プレッシャーはありつつ充実した時間を過ごせています。
いま、もしくはこれからのビジネスの潮流をいち早くつかみ、事業者(加盟店)様の課題を解決できる新たなサービスの提案ができたときにはやりがいと達成感を感じます。事業者(加盟店)様から、「こういうところが不便でね」と何気ない会話の中で出た悩みについて、調べてみると他の事業者(加盟店)様でも同じような問題が起こっていて。その問題については、不便が当たり前だと受け入れてしまっていた風潮が事業者(加盟店)様の業界内ではあったようなのですが、実はほとんどの企業が着手できていないだけで、技術の進歩などから十分解決が図れるものだったのです。早速社内でプロジェクトを立ち上げてメンバーを募り、外部企業にも協力いただきながらサービスリリースまでこぎつけました。外部企業との作業は、前々職時代に経験済みなので、そういった知見も活かしながら、今後も社内のプロジェクトを実現に近づけつつ、新規事業で事業者(加盟店)様のお役に立っていきたいです。
いま何もないサービスを、0から1へ持っていく事業を担っているため、アイデアが様々出てくる中で、それをどう構築し組み立てていくか、そこが仕事として難しい部分。実際、アイデアに対して事業者(加盟店)様やお客様のニーズがあるのかどうか、リサーチしています。自分が直接聞きに行くケースだけでなく、事業者(加盟店)様と関係性が築けている営業メンバーにヒアリングを頼むケースもあります。
その際、自分がメンバーに「伝えきれない」部分にもどかしさを感じることがあります。こちらの意図を営業メンバーに理解してもらい、いかに事業者(加盟店)様にご案内できるようにするか、そこが一番難しいと感じています。私自身、それほど営業経験がないので、自分自身も勉強しながらですが、社内で意思統一を図るために、言い方や伝え方に関しては話し合いの場をもつようにしています。そうやって、いまは対外的なプレゼンやリサーチもコミュニーケーションを密にとりながら、作り上げていく現状です。もちろん、私が足りない部分は営業メンバーに補ってもらうこともあります。
人員の面でも、営業メンバーだけでなく、他部署のメンバーの力を借りたり、全社を巻き込んでプロジェクトのような形で動いたりしてカバーしています。周囲に声をかけると「私も(新規プロジェクトを)やりたいです」と言ってくれるメンバーがいて、組織としての健全性を実感します。やりたいことに、部署のしがらみなどなく、挑戦できる面もすごく面白い会社だと思います。
CBSの事業は、事業者(加盟店)・個人(消費者)・私たちCBSという三方の親密な関係の中でチャレンジでき、その仕組みもすごくユニーク。 ビジネスをやるからには多くの人に喜んでもらい、結果的に自社も利益を頂けるのが一番いい。私は業務の広がりを持てる意味でも面白いビジネスを常に求めていますが、それは会社の姿勢にも通じるところがあると思っています。
出勤後、まずはメールのチェックから行います。
ご提案中の事業者様からのご相談内容や、CBSのサービスについてご利用を検討してくださっている事業者様からのご相談やお問合せ等、たくさんのメールが届いているので素早く漏れなくチェックします。
新規事業案を社内プレゼンするための資料や、社外の方に向けた新サービスご案内の資料等を作成します。
複数の新規事業案について、それぞれの進捗を社長へ報告し、都度フィードバックをいただきながら進めていきます。
アポイントのため外出して、そのまま社外で昼食を取ることも。
新規事業の参考となりそうな情報がないか、事業者様とのお打ち合わせの中でヒアリングします。
営業メンバーのアポイントに同行し、事業者様へ新サービス導入説明のサポートを行います。同時にサービスに対する事業者様の感想も細かく伺います。
帰社後は、事業者様からヒアリングした内容をもとに、サービスの改善点等をプロジェクトメンバーと検討します。